「ダンボールマーク」について
ダンボールのリサイクルマークとは?
環境配慮が企業評価や取引条件に直結する現在、単なる記号ではなく、企業姿勢を静かに伝えるパッケージ要素のひとつになっています。
ダンボールマークとは、輸送・保管時の取り扱い方法や注意事項を、誰が見ても一瞬で理解できるよう図記号化した表示のことです。
・物流現場(倉庫・配送)
・小売バックヤード
・海外輸送・委託倉庫
など、言語に依存しない情報伝達として欠かせません。
表示は義務なのか?
ダンボールは「紙製容器包装」に該当しますが、外装用ダンボールは輸送包装として扱われることが多く、法律上は必須表示ではないケースが一般的です。
しかし実務では、環境配慮を重視する企業との取引や、大手メーカー・自治体案件、海外向け製品などにおいて、表示の有無が評価対象になることが増えています。
商品企画担当者が押さえるべきポイント
再生紙=必ず表示、ではない
ダンボール原紙の多くは再生紙ですが、リサイクルマークは材質を示すための表示であり、環境性能やエコ度合いを保証するものではありません。
根拠のない環境訴求は、誤認表示と見なされる可能性があるため注意が必要です。
化粧箱と外装ダンボールは役割が違う
・化粧箱:消費者が直接廃棄 → 表示の重要性が高い
・外装ダンボール:物流用途 → 必須ではないが配慮が評価される
ダンボールのリサイクルマークは、目立たない存在ですが、正しく入っていると信頼につながり、誤っているとリスクになります。
商品企画の段階から、箱・印刷・表示を一体で考えることで、無駄な修正やコストを防ぎ、長く使えるパッケージ設計につながります。
