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知っておきたい「UV印刷」と「油性印刷」の違い

■ UV印刷とは (高品質・短納期に強い印刷)

UV印刷は、紫外線を当ててインキを一瞬で硬化させる印刷です。乾燥待ちが不要なため、後加工までスムーズに進められ、短納期のパッケージに向いています。 硬化後は表面が強く、擦れに強いことも特長です。蒸着紙(メタル紙)などの特殊紙にも対応でき、高級感を求めるパッケージでよく選ばれています。

■ 油性印刷とは (自然な色味と安定した仕上がり)

油性印刷は、インキが紙に浸透してゆっくり乾く、昔から使われている印刷方法です。紙の風合いを活かした落ち着いた色味が得られるほか、広い面積のベタでも安定しやすく、ムラが出にくいという特長があります。書籍やチラシなど、紙を主体とした印刷物で今も広く使われています。 ただし、乾燥に時間がかかるため、裏移りや後加工のタイミングには注意が必要で、短納期のパッケージでは不向きになる場合があります。

■ パッケージに向いているのはどっち?

パッケージは印刷後に「箔押し・型抜き・貼り」など多くの工程が続くため、
乾燥が早い 擦れに強い 厚紙・特殊紙に対応できる

といった条件が欠かせません。 これらを満たしやすいUV印刷は、パッケージとの相性が良く、現在では採用する会社も増えています。一方、油性印刷は自然な色味の表現に優れていますが、乾燥の遅さからパッケージでは制約が出やすい印刷です。

■ 岡部紙器印刷では...

高品質なパッケージを安定してお届けするためにUVオフセット印刷を採用しています。UV印刷は、印刷後すぐに後加工へ進めるスピード性に優れ、表面が硬く擦れにも強いため輸送時も安心です。さらに、厚紙や蒸着紙(メタル紙)など多様な素材にも対応でき、鮮やかな発色で高級感のある仕上がりを実現します。当社では多品種・短納期の案件でも品質を安定させ、お客様の製品価値をより高めるパッケージをご提供しています。