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「プラマーク」について

プラマークとは?

前回は「紙マーク」についてのお話しでしたので今回はもうひとつの身近なリサイクルマークである「プラマーク」についてお話します。 「プラマーク」は、正式には「プラスチック製容器包装の識別表示マーク」といい、このマークがついているものは、中身を使い切った後、汚れを落として「プラスチック製容器包装」としてリサイクルに出す、ということを示しています。

プラマークの対象となるもの

プラマークの対象となるものは中身の商品そのものではなく、商品を包んでいたプラスチックの部分や中の個包装等が対象です。

例:お菓子やパンの袋、シャンプーのボトル、お肉のトレイ、キャップ、フタなど。

なぜ「プラマーク」を付けなければいけないのか?

これは「容器包装リサイクル法」(正式名称:容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律)という法律で定められています。

目的 ------------------------------------------------------------

容器や包装を捨てやすくし、効率的にリサイクルして、ごみの減量と資源の有効利用を促進することです。

義務 ------------------------------------------------------------

事業者は、この法律に基づき、指定された容器包装に**識別表示(リサイクルマーク)**を付けることが義務付けられています。

「プラマーク」を印刷する際の注意点

お客様の製品パッケージにプラマークを印刷・表示する際、私たち印刷会社として特に注意すべき点は以下の通りです。

表示のサイズと位置 -------------------------------------------------------

マークの大きさは法律で厳密に決まっているわけではありませんが、*消費者が容易に識別できるサイズ(推奨は6mm以上)*で、見やすい場所に表示する必要があります。

マークと素材の関連付け ----------------------------------------------------

マークの近くに「この部分がプラスチックです」という旨が分かるように注釈を入れると、より親切で分別の誤解が減ります。

「プラマーク」は、お客様の製品がごみではなく、資源としてリサイクルされる事を示す大切な「識別表示」なのです