パッケージの表情は紙の種類で変わる。

パッケージに使用する紙は「板紙」と呼ばれる厚い紙が主流です。原材料や塗工の有無などで、それぞれ違った質感をもっています。同じでデザインでも紙の選択を変えるだけで、イメージがガラッと変わります。紙のセレクトはパッケージのイメージを決める重要な要素です。

紙の種類

白コートボール紙

【価格目安】安い
【紙色】表:白 / 裏:グレー
【古紙配合率】約90%

厚みがあり印刷適正が良いので、パッケージ印刷において、最も一般的に使用される紙です。
お菓子、雑貨などに用いられます。

特板カードB

【価格目安】中間
【紙色】表:白 / 裏:白
【古紙配合率】約60%

白コートボールの次によく使用されています。裏面が白いので、コストを抑えて高級感を演出したい際に使用されます。
健康食品、衛生用品、ケーキ箱などに用いられます。

高級白板紙(カードA)

【価格目安】高い
【紙色】表:白 / 裏:白
【古紙配合率】0%

パルプ100%のため、コシのある硬い紙の質感がより高級感を演出します。
高級食品、薬品、高級化粧品などに用いられます。

特殊な紙の種類

チップボール

【価格目安】やや安い
【紙色】表:白orグレー / 裏:グレー

貼り箱の芯、ファイル、ボードなどに用いられます。

ノーコートボール

【価格目安】やや安い
【紙色】表:白 / 裏:グレー

土産箱、タオルの芯などに用いられます。

クラフトボール

【価格目安】中間
【紙色】表:茶 / 裏:茶

自然食品、お茶などに用いられます。

メタル紙

【価格目安】とても高い
【紙色】表:メタル(金・銀) / 裏:白orグレー

高級菓子、化粧品、薬品などに用いられます。

段ボール

【価格目安】厚みや材質により変わります
【紙色】白・茶・他カラーバリエーション有り

陶器、ガラス製品など用いられます。